プロフィール

原田具則のプロフィール

岡山の中小企業診断士 原田具則です。当事務所のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。所長である原田具則のプロフィールを、紹介させていただきます。

私は、現在、岡山市北区野田屋町に、原田中小企業診断士事務所を構えています。

さて、さかのぼりまして、私は、昭和42年に、岡山市に生まれました。
そして、高校までの18年間は地元で過ごしました。

大学は、東京の八王子市にある、中央大学の経済学部に進学しました。
中央大学のキャンパスは、山の中にあるため、
キャンパス内にマムシが出たということも、聞いたことがあります。

そして、大学院は、大学入学の際に望みがかなわなかった立教大学を選びました。
立教大学の大学院では、経営戦略論、経営組織論、
日本的経営について、研究しました。

大学院修了後、私は、サラリーマン時代に、2つの会社に勤務しました。
比較すると、とても対照的な2つの会社です。

1社目は、両備バス株式会社の不動産事業本部です。
ここでは、ISO9001の取得業務に従事しました。
規模が大きく多角化しており、とても安定感のある会社でした。

2社目は、株式会社テイツー「古本市場」の管理部です。
この会社は、とても成長性のある会社でした。
ここでは、財務マネージャーとして、財務管理や資金繰りの業務に従事しました。
この会社は、私が在職中に株式公開を果たしたため、仕事上で貴重な体験をさせてもらいました。

その後、私は平成17年に中小企業診断士の資格を取得し、すぐに独立開業しました。
開業当初は、岡山県商工会連合会、岡山商工会議所、倉敷商工会議所、岡山県中小企業団体中央会、岡山県産業振興財団などの中小企業支援機関、及び、岡山県や岡山市などの行政機関の、窓口専門家や派遣専門家として、岡山県内の数多くの中小企業に対するアドバイスを行いました。

最近では、上記の中小企業支援機関のお手伝いをするとともに、個別の企業と顧問契約を結び、自分の得意分野である、財務管理の支援、多店舗展開の支援、経営革新の支援などを、行うことが多くなっています。

また、法務、税務、労務などの、さらに専門的な知識が必要な場合、弁護士さん、司法書士さん、税理士さん、社会保険労務士さんなどとチームを組み、顧問先のお客さまにご満足いただけるようなアドバイスを行うことが、増えています。

代表者プロフィール
原田 具則(はらだ とものり)

中小企業診断士
一級販売士
中小企業組合士
経営学修士

岡山市出身 1967年生まれ
立教大学大学院経済学研究科修了【経営学修士】

原田具則の経歴

昭和42年、岡山市にて、誕生。
昭和55年、岡山市立興除小学校卒業。
昭和58年、岡山市立興除中学校卒業。
昭和61年、岡山県立倉敷天城高等学校卒業。
平成2年、中央大学経済学部経済学科卒業。
平成5年、立教大学大学院経済学研究科修了。【経営学修士】

両備バス株式会社 不動産事業本部勤務。
ISO 9001取得業務に従事。

株式会社テイツー「古本市場」 管理部勤務。
財務マネージャーとして、財務管理及び株式公開業務に従事。

中小企業診断士になったきっかけ

私が中小企業診断士になったきっかけは、大学3年の頃にさかのぼります。

私は、中央大学の経済学部に在籍していましたが、「経営戦略論」という講義に魅力を感じ、履修しました。
その講義では、アンゾフという学者の“企業戦略論”という著書を中心に勉強しました。

その後、私は経営学の大学院に進みたいと思い、大学の入学試験の際に望みのかなわなかった立教大学の大学院を選び、希望通り合格しました。
立教大学の大学院では、経営戦略論、経営組織論、日本的経営について、専門的に勉強しました。

私が中小企業診断士になった直接的なきっかけは、この大学院時代にあります。
私は、学費や生活費を稼ぐために、効率的に収入になるアルバイトを探さなければなりませんでした。
私が選んだアルバイトは、高級飲食店での仕事です。
このアルバイトの給料は毎月22万円で、生活するには十分な金額でした。

さて、学業と生活のために選んだアルバイトですが、この仕事はとても面白かったのです。
飲食店に来店するお客さまは、自分一代で事業を大きくさせた方が数多くいらっしゃいました。
その方々が、接客している私に、事業の成功体験や武勇伝を数多く聞かせてくれるのです。

私は、経営者の方から、事業についてのお話を聞き、一緒になって経営のことを考える楽しさを、この時に学びました。

学生だった私は、お話を聞くときに、心に余裕があったわけではありません。
いつも、緊張して体中に汗をびっしょりかいていました。
私が、今でも、初対面の経営者の方とお話をするときに体中に汗をかくのは、この時の感覚が思い出されるからだと思います。

昼間に経営学の勉強、夜は経営者の方との会話、この頃に行っていたことと、現在中小企業診断士として行っていることは、とても似かよったことをしていると思います。

さて、私が大学院を修了した後に、2つの会社でサラリーマンをしたことは、中小企業診断士の仕事にとって、とても有意義であったと思います。

2つの会社は、とても対照的な会社でした。
繰り返しになりますが、
1社目の地元のバス会社は、安定的で地域密着型、様々な事業を多角経営しています。同族経営という特徴があります。
2社目の古本チェーン店は、成長的でベンチャー型、古本やゲームソフトなどの販売に特化しています。
この会社は、私が在職中に株式公開を果たしたため、仕事上で貴重な体験をさせてもらいました。

世の中には、様々な会社があり、それぞれの会社はそれぞれの意図を持って行動し、それぞれの存在意義があるということを、身をもって感じました。
現在の中小企業診断士という仕事も、様々な会社に会社訪問し、それぞれの会社や業種の特徴を勉強できるので、とても幸せな仕事だと感じます。

お客さまに対する考え方

経営者の方が満足できる会社づくりをお手伝いすることが、自分の仕事だと考えています。

私が顧問契約させていただくお客さまは、税理士さんや、知人の経営者の方からのご紹介が多いです。

また、商工会・商工会議所、中小企業団体中央会、産業振興財団などの、中小企業支援機関の仕事で一度お知り合いになり、その後に顧問契約させていただくお客さまも多いです。

どちらかというと、人と人の長期的な人間関係の中で信用をいただき、自然と顧問契約を結ぶことになる場合が多いです。

なぜならば、私たち中小企業診断士が顧問契約をいただいて、会社の舵取りをお手伝いする際には、会社の中枢に入って、経営者の方と一緒になって会社経営について考えなければならないからです。
そのような場合、経営者の方は、本当に信用できる人間しか、会社の中枢には入れてくれないのです。

さて、私は、長期的なビジョンを持った経営者の方と顧問契約させていただきたいと、いつも願っています。
会社の経営は、結局は、経営者の方の長期的なビジョンに左右されることが大きいと思います。

その会社の長期的なビジョンの中で、私を必要としてくれるお客さまに、顧問契約をいただき、長いお付き合いをお願いしています。

私は、原則的には、経営者の方が満足できるように、会社経営のお手伝いをすることが、自分の仕事であると考えています。
しかし、会社経営を支援していくということは、場合によっては、たとえ経営者の方であっても、反対意見を言わせてもらわなければならないこともあります。

会社経営にマイナスと考えた場合は、たとえ経営者の方であっても、私は率直に自分の考えを述べさせていただきます。それが、私の中小企業診断士としての役割だと信じています。

そして、私は、何があっても、自分のやりたいことを、信念を持って成し遂げていく経営者を、応援し続けたいと思います。